ぶながやSHINKAです。今回はやんばるの森を体感できる秘境カフェ
“がじまんろー”を紹介します。
秘境カフェ “がじまんろー”
実はやんばるには素敵なカフェがいくつもあります。
今日はその1つ、大宜味村にある “がじまんろー”を紹介します。沖縄では海を眺めるカフェはたくさんありますが、がじまんろーは山のど真ん中にあって、やんばるの美ら森を楽しめる秘境カフェです。
がじまんろーの名前の由来は、「がじまっとん」→物がいっぱい集まる・豊富にあるという意味から来ています。山の中にポツンとあるがじまんろーの回りの畑は山からの養分のおかげか、畑の作物が豊富に取れる場所で、それにあやかった名前なんだそうです。
ちなみに目の前に見える山の一部は“創造の森”と呼ばれており、ここに来るとイマジネーションもかきたてられ、アイデアが豊富に出てきたり、創造するエネルギーも集まってくるんだそうです。
無農薬シークヮーサーと長寿のつながり
このがじまんろーを切り盛りするのは、年齢不詳の真謝さん。
いつも元気はつらつで、自家製のシークヮーサージュースやピザを提供してくれます。
真謝さんの元気の源の1つは、無農薬で作っているシークヮーサー。
大宜味村の特産品で、皮に含まれるノビレチンという成分が、
美容や健康に良いとされ、大宜味村の長寿の秘訣の1つにつながっています。
ただ、シークヮーサーの木は虫がつきやすい!
でも、がじまんろーでは無農薬でシークヮーサーを育て、シークヮーサー本来の生きる力が
そのまま実に宿っています。ノビレチンが多く含まれる皮も無農薬なので、皮ごと絞っても
安心してジュースを飲むことができるのも、がじまんろーならではなのです。
森・山とのつながり
がじまんろーでもシークヮーサーを育てていますが、がじまんろーがある大宜味村は
シークヮーサーの生産量が日本一です。なぜでしょう?
それは森・山と深くつながっています。
沖縄県北部に位置するやんばるの大部分は赤土という酸性土壌から成り立っています。
しかし、がじまんろーがある大宜味の山々は石灰岩のアルカリ性土壌から成り立っており、
その土壌に古くから自生していたのがシークヮーサーと言われています。
大宜味村特有のやんばるの森・山が、大宜味村の特産品、
そして長寿にもつながっていたんですね!そんなつながりをたくさん感じられる秘境カフェ“がじまんろー”に
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
(やんばるの森・山とつながりたい方は、ハイキングツアーにもぜひご参加下さい♪)
【がじまんろー】
営業時間 11:00-17:00
定休日 金・土・日
沖縄県大宜味村 大宜味923-3
0980-44-3313